SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)主催のセミナー(スペシャルティコーヒーの一般知識-導入編)を受講してきました。
このセミナーは主に”多様性の祝祭”という本(分厚くて重い)に沿って行われます。
多様性の祝祭と聞くとなんのこっちゃ?と思いますよね。
これは、
・コーヒーそのものの多様性
・コーヒーが存在する自然環境の多様性
・自然環境の中の植物界、動物界の多様性
・コーヒーを栽培する農家、文化、民族先住民の多様性
がテーマになっており、ひっくるめて”多様性の祝祭”となってます。
僕が受講した導入編では、ヨーロッパやアメリカのスペシャルティコーヒーの現在や
コーヒーの栽培、収穫など生産国の抱えている問題点などのお話がありました。
特に生産国の問題はやがて消費国の問題となるため、皆さん耳をダンボにしておられました。
今回のセミナーでは簡単に触れた生産方法のパルプドナチュラル(写真はレッドハニー)
の脱穀前のサンプルが直に見れたり匂いを嗅げたりとなかなか出来ない体験も。
このレッドハニーはうっすらと甘い香りがしましたよ。
セミナーの講師の先生は世界的に有名で、生産国にもよく言っている方。
その先生の話を直に聴けるいい機会でした。セミナーは2回目、3回目とあるので
必ず受講しようと思います。
ちなみに、”多様性の祝祭”という本はもともとイタリア語で書かれていたものを
丸山珈琲の丸山さんと前SCAJ会長の林さんが翻訳、監修したとの事。
それにもビックリです。先人は素晴らしい道を作ってくれましたね。
でも作られた道をなぞるだけではダメ。新しい道を作らなきゃ。
実践講座第2回目「生産国実践編」は7月、3回目「消費国実践編」は11月に行われる予定です。
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